1日1食 ゆるベジへの道      幸せなベジタリアンになる   

1日3食→1日2食→少しずつベジタリアン(お気軽ベジタリアン)→1日1食への道

1日3食→1日2食→1日1食のタイミング

ふと思いついたので、どういうタイミングで、1日3食→1日2食→1日1食に移行すればよいかを、自分の経験をもとにまとめてみる。

ちなみに、20代以下の若い人には全然参考にならない話だと思う。

私が1日3食から2食になった直接の原因は、 愛されてお金持ちになる魔法の言葉(佐藤富雄著)  を読んだから。この先生の本をシリーズで読んでいたので、さっそくこの本も購入した。そうしたら、佐藤先生は1日2食+ウォーキング+サプリメントでお腹周りもすっきりして、身体の調子が良くなったと書かれており、1日2食で十分に健康な生活が送れると強調されていた。

その頃の私は、まだ1日3食を信仰していて、「1日3食摂らなければ体に悪い」と思っていた。でも実際は、少しずつ体重が増えてきていて、ベスト体重プラス2kgくらいになっていたと思う。そして「20代の頃より食べる量は少し減ってるのに、すぐに太るし痩せにくくなったよな~」と感じていた。お腹周りも成長してきて「妊婦みたいだ」と思ったりしていた。

今にして思えば、こんな風に、1日3食で太るようになってきた(痩せにくくなってきた)という時が、絶好の1日3食→1日2食の切り替えのタイミングだと思う。だって、身体が全く要求しなくなっている。それなのに1日3食信仰があるから食べている。良いタイミングでこの本に出合えて本当によかったと思う。

それからの私は、朝食を食べずにウォーキングを1日1万歩以上するように心がけた(1日1万歩はとりあえず半年以上続けた)。朝食を食べないのは思いのほか大変で、お腹が空いて困るというより、昼食後に強烈に眠くなるのが、働く身としては本当に辛かった。しばらくは自分のデスクでカクンカクンしてしまってどうしようもなかった。でもそれにも何とか慣れて、健康診断で体重が3キロくらい落ちたことも分かって「本当に2食で十分だったんだな」と思った。この時に、私の1日3食信仰は崩れたのだと思う。

それでも1日2食とはいえ、当時は何でも食べていた。でも数年後にたまたま「北海道フェア」で豚丼に列が出来ているのを見て「このためにどれくらいの豚が殺されたんだろう」と思ったことがきっかけで、徐々に肉は食べなくなっていった。

そんな私も1日1食なんて考えたこともなかったのだけど、ジャスムヒーンさんというオーストラリア出身の不食の人をネットで発見する。これは本当にたまたまで、ベジタリアン関連の検索をしていたら、出会ってしまったという感じ。

「いやあ、こんな人もいるんだな」と感心していたら、なんとワークショップで来日予定と書いてある。これは参加するしかないと早速申し込み。

ワークショップに参加して驚いたのは、参加者の中に「あんまり食べなくても平気」という人が結構たこと!さらに不食の弁護士である秋山先生にもお会いして、ジャスムヒーンさんといい、秋山先生といい、何てステキな人なんだろうと感銘を受けた。私は霊感とか全くないけど、何というか、二人ともとても清らかなオーラを発しているという感じがした。

それでも自分に1日1食とかはムリだろうと思っていた。でも実際は、身体は1日2食でも多くなってきていたようで、また妊婦のようなお腹とベスト体重を上回りやすい体が戻って来ていた。

1日1食になった直接のキッカケは「社食が遠くて、混んでいて、美味しくなかったから」だけど、今にして思えば、1日3食→1日2食の時と同様、1日2食でも太るようになってきた時が、絶好の1日2食→1日1食の切り替えのタイミングだったと思う。

こうして、1日1食になってから2年弱が過ぎて、一時は体重がベスト体重マイナス6kgまで落ちたものの、最近はまたすっかり元に戻っている。単に正月に食べ過ぎたからかもしれないけど、またお腹も出てきている。ちなみに、体重は正月前にすでにベスト体重に戻っていた。これで1日1食で過ごしても、お腹もへこまないし、太りやすいようなら、もっと食事を減らしても大丈夫ということだ。

そうしたら、まずは、食後のおやつを減らすことかな~。あとフライドポテトも・・・。

ちなみに、私が1日3食→1日2食にしたのは、2010年の2月だった。だからここまでくるのに7年かかっている。個人的には、メタボを感じるようになったら1日3食→1日2食にしてこんなペースで進めていけば、身体に全く無理は掛からないし、かえって体調が良くなると思う。昔私も感じていた、ご飯を食べた後の気怠い感じ(食べ疲れ?)、というのは全く無くなると思う。